『Leica T』用にクリップオンのストロボを購入しました。一体何個目?って感じですが、アルミ削りだしのシルバーのLica Tには、よくあるブラックではなくシルバーの色のストロボが欲しかったんですよ。
ただ、シルバーのストロボなんてどこも出してない。コンパクトカメラやミラーレス用にGN14くらいのただ発光するだけっていうのが数社から純正で出ていたけど、マニュアルコントロールできなくてはストロボの意味がないのでダメ。どうしたものかと思っていたら、中華激安メーカーのneewerから出てるじゃありませんか。シルバーのものが!『Newer NW320』
当然ライカ用なんてあるわけないので、パナソニック・オリンパス用のものをチョイス。TTLとかは使えないけど、はなっからマニュアルでしか使わないので全く問題なし。すでにオリンパスの純正ストロボがLeica Tで使えるのが実証済みなので、迷わずポチッと。Amazonで7199円。安い・・・・。
で、早速到着。予想外にちゃんとしたパッケージに入っていてびっくり。国産ストロボより豪華かも。装着すると・・・・う〜ん、素晴らしい!やはりシルバーのボディーにはシルバーのストロボ!
多少チープな感じは目をつぶって早速試し撮り。1/1から1/128まで1/3刻みでコントロールでき、かつ買ってから知ったんだけどLEDの定常灯としても使える優れもの。単三電池2本のバッテリーなので調子こいてるとあっという間に無くなってしまうけど、スタジオ撮影で使うわけでもないで充分でしょう。その分小型のメリットの方が大きい。
気になるのがCE、FCC、RoHS などの技術適合証明のマークがでかすぎ!チャイナ製品は安心を強調したいのかどれもでかく表示してる気がします。
ちなみに何のマークか知ってますか?
iPhoneなんかにも記載されてるので見たことある方は多いと思いますが、意味まで知ってる人は少ないのでは?
CEマーク
EU加盟国へ輸出する際に必要な安全基準条件を満たしていると認定されたマーク。公認機関の認定が必要なので、チャイナ製品を買う際に一つの保障にもなります。(とはいえ簡単に壊れるのも多いが)
FCCマーク
米国の連邦通信委員会の認定を受けた情報通信機器である証。このストロボは通信によるワイヤレスシステムが組めるので、USでの認定を受けていることになります。
RoHSマーク
EUの電子・電気機器における鉛や水銀など6有害物質の使用制限企画。銀塩フィルム衰退の要因の一つでもとされ、フィルムカメラ好きからするとこのマークを見るとちょっと複雑な心境になります。とはいえ有害物質を使わないに越したことはないので歓迎すべきでしょう。
iPhoneのようにさりげなく入れてくれればまだしも、あまりにも目立ちすぎるので、デコシールでセレン光式露出計もどきに化粧。
便利な機能では micro USB で携帯バッテリーから急速充電できること。
Leica T用に買った『Anker PowerCore 20100』のバッテリーが使えるので旅先でも重宝しそう。こういった機能って国産ストロボに無いよね??便利なんでぜひ採用してもらいたい。
昔はチャイナ製は全く使い物にならなかったけど、ここ数年の躍進ぶりは驚くばかり。国内にはアフターパーツメーカーが少なすぎる。どんどん中国に持ってかれちゃう。ハクバやケンコーばかりじゃなく、もっとカメラ産業全体を国産で盛り上げなくちゃ、と心配になります。まあ、そんな憂いを持ちながらも、自分もチャイナ製買ってるんですが。。。
まあ、それはそれ、ちょっとしたロケ取材などにはこれで十分。また撮影が楽しくなりそうです。
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