先般撮影を行った、高円宮久子妃殿下名誉総裁による表彰式典の写真が仕上がったので、台紙に一枚づつセットアップ。もちろん指紋とか付けてはいけないので、白手袋着用で写真が曲がらないように全神経を集中させて作業を行う。
8パターンで80セット。1セットごとビニール袋にシュリンクさせ、全て終わった時にはグッタリ。
もちろん業者で作業を任すことも可能だけど、一枚一枚写真のチェックと仕上がりの確認をしながらでないと気が済まないので自分で行います。
コロナ禍の中、3年ぶりの式典。それぞれの立ち位置は1.5mのソーシャルディスタンスをとって。記念写真としてはとても違和感のある並び方。
何年、何十年後にこの写真を見て、コロナという大変な時代だったと思い出すのか、はたまた来年以降もこの間隔の並び方なのか・・
ファッションや髪型でいつの時代の写真かわかるけど、それに加えて立ち位置もまた時代を象徴する一つのアイコンとなるんだろうな、とぼんやり思いながら無事納品も終わり、来年のスケジュールもいただき帰路についた。
来年こそは至近距離で笑顔が向けられる年でありますように。